学 名: ヒバリ 
地 方 名: 半天鳥 
全 長: 14cm 
撮影地点: 淡海新市町
頭は黄褐色で縦に黒い斑があいます。後頭羽毛は少しだけ長く、冠羽状になっており、背面は褐色で、黒褐色の軸斑と淡色の羽縁があり、眉斑は黄白色です。耳羽は栗褐色で縦に黒斑があります。通常、広々とした草原の平地や山、畑などに現れます。たいてい地面で活動し、昆虫を捕獲したり、植物の種を食べます。繁殖期や鳴き声を発する時には、よく冠羽をピンと立てています。直線で20～30メートルの高さに舞い上がることができ、空中の決まった場所で翼を振りながら鳴く姿がよく見られます。
巣は窪地に浅く掘って作り、2～6個の斑点のある白い卵を産みます。雌が主に抱卵しますが、雌だけで抱卵することもあり、抱卵期間は11～12日です。親が餌を与え、10～12日で巣立ちます。このように繁殖と巣立ちが短いのは、地上では天敵の攻撃を受けやすいからだと思われ、そのため通常1季に2回以上の繁殖が見られます。