淡水は台北盆地の西北に位置しています。前方は淡水河に囲まれており、淡水河の向こうには観音山を臨み、後方は大屯山に抱かれるといった具合に、山と河、そして港に恵まれています。これに加え、優雅な景観と人文アーツの要素や、歴史的建築物と古跡がひしめき、100年もの時を経た寺廟と西洋の教会建築が共存するなど、中・西が交差する独特の表情を持っています。水面に姿を映す夕陽、点々ときらめく星、高く羽ばたくサギ。見尽くせないような景色に、思わず足を止めて家に帰るのを忘れてしまうでしょう。橋脇にある紅樹、潮と戯れるカニ、川辺の散歩、サイクリング、悠々自在な淡水八景・・・どれも見逃すことができません。